ホワイトニングはしないほうがいい!?
- 2023年11月13日
- 審美
~ホワイトニングで後悔しないために~
テレビCMやSNSなどでよく目にするホワイトニング。歯を白くするという事はすぐイメージできますが実際にどのくらい時間がかかるのか、痛みはないのか、歯に影響はないのかなど詳しいことがよくわからない方が多いのではないでしょうか。
また、「ホワイトニングはしないほうがいい」「歯がしみるようになった」「初めは白かったけど元に戻った」などのコメントを見ると興味があっても一歩が踏み出せないのではないかと思います。
今回はホワイトニングのメリットと注意したいポイントをお伝えします。
~歯がしみやすくなる?!~
ホワイトニング処置後、冷たい物や熱い物に敏感になり歯がしみると感じる事があります。全くしみない方もいますが、中には何もしなくても歯がしみる方もいます。これは個人差が大きいのですが、歯を白くする仕組みと関係してきます。歯の表面に薬剤を塗布し光を当てると有機物が分解され、いわゆる漂白された状態になります。この時にエナメル質が薄かったり細かいヒビありそれが象牙質まで達しているとしみやすくなります。虫歯がある場合、歯周病の場合もしみることがあります。 また濃度の高い薬剤を使用してもしみる事があります。
多くの場合何日か経つと症状は落ち着きます。即効性はないですがフッ素が配合された歯磨き粉を使うとしみるのを防ぐ効果があります。 歯ぎしりや噛みしめのくせがあり歯に細かいヒビが入ってる場合は、それ以上ひどくならないようにマウスガードを着けるのも有効です。
~すぐに元の色に戻った~
歯科医院内で行うオフィスホワイトニングは短時間で歯を白くする為、家で行うホームホワイトニングに比べ元の色に戻る(後戻り)のが早くなります。歯の色の変色はコーヒーやワインだけでなくあらゆる食べ物の色素が沈着していきますので、どうしても後戻りが起こります。
期間をあけずに定期的にホワイトニングを行うことで白さが定着し毎日のブラッシングで着色をつきにくくしていくのがおすすめです。
さらに毎日の歯磨きに使用する歯磨き粉を着色落としの効果のあるものを使うのも効果があります。ですが市販の歯磨き粉はホワイトニングの様に歯を白くする効果はあまりなく、どちらかというと着色を落としたり新たに汚れを付きにくくすることができます。
~ホワイトニング後の食事制限~
薬剤によって白くなった歯は色素沈着を起こしやすい状態でもあります。施術後24時間~48時間は次の物は避けてください。
トマトソース・カレ・コーヒー・紅茶・赤ワイン・醤油・色のついたジュース・炭酸飲料・酢その他色素の濃い物。
炭酸飲料や酢を避ける理由はホワイトニングの薬剤ではの表面がデリケートになっているため傷つけないようにするためです。
食べ物だけでなく色の濃い口紅も色素が移りやすいので避けていただきたいです。
~最速で理想の白さにするには~
早く自分の希望の歯の白さにするには自宅で行うホームホワイトニングと歯科医院で行うオフィスホワイトニングを並行して行うことです。
どちらも歯を白くしますがホームホワイトニングの薬剤は特に象牙質(歯の内側)から、オフィスホワイトニングは特にエナメル質(歯の表面)に作用していきます。ですので同時に内側と外側からアプローチすることでより早くより後戻りしにくくすることができます。
色々と気をつけなければいけない事はありますが、ホワイトニングを長持ちさせるために行うことは同時に虫歯や歯周病の予防にもなることです。
加齢による歯の黄ばみが気になる方や結婚式などのイベントを控えている方、ずっとホワイトニングをしてみたいと思っていたけどきっかけがなかった方まずはお気軽にスタッフにご相談ください。歯が白くなるとなんだか気分がいいし自信を持って笑顔になれたり以前より自然と口腔ケアを頑張ろうと思えるものですよね。
皆さんの日々の生活でキラッと歯が輝く瞬間がふえますように。