「吹き戻し」知ってますか?|KIKIデンタルクリニック|江戸川橋・神楽坂・飯田橋の歯医者

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「吹き戻し」知ってますか?|KIKIデンタルクリニック|江戸川橋・神楽坂・飯田橋の歯医者

「吹き戻し」知ってますか?

「吹き戻し」って何か知っていますか? 分かる方にも 「ザ・昭和のオモチャ」なイメージがあるかと思います。

子どもの頃に使われた記憶ありますか?

最近の若いママ・パパも知らなかったりするかも知れませんね・・・。

 

子供の虫歯、出っ歯、口臭の予防に医療用吹き戻し「長息生活」

 

昔はよく子供たちが遊んでいましたし、様々な場所で見かけていましたが、

近年は子供たちの遊ぶオモチャの種類やゲームがものすごく発展しているので、その物自体も、遊んでいる子供を

見かける事も少なくなった気がします。

 

実は吹き戻し、年齢関係なく、とっても役立つオモチャなんです。

 

吹き戻しの効果

吹き戻しは、しっかり口を閉じ息を吐いている間保持するので、お口の周りの筋肉を鍛える事ができます。

近年、舌の筋力(舌圧)や舌骨上筋群(飲み込む力に関わる筋力)の筋力強化にも関与すると言われていて、

これらの筋肉が強化されることで、嚥下力の向上や誤嚥予防にとても役立つそうです。

また、息を強く長く吹き込む動作になるので、必然的に腹式呼吸になり、呼吸機能の改善にも効果があり、

更には、吹くときの圧によって肺活量の向上、声量の向上などにも繋がっていくようです。

 

そのような事から、最近は医療用に改良されている物もあるんです。

 

鼻で呼吸できていますか?

人間には、呼吸の際の空気の出入り口として、鼻と口があります。

本来、鼻は呼吸のため。口は食べるため。に活用します。

一時的に運動など、大量の酸素を必要とする時以外は、基本的に「鼻」で呼吸するのが理想になります。

鼻がフィルターになり、空気中のホコリや様々なウイルスが体内に侵入する事を防いでくれるからです。

口で呼吸をしてしまうと、そのホコリやウィルスをダイレクトに体内に取り込んでしまう事になり、様々な

影響やリスクを受ける原因となります。

最近では、特に口呼吸になってしまっている子供たちが多くなっているとも言われています。

大人も、コロナの流行によりマスクでの生活が長くなった期間に、自覚のあるなしに関わらず、口呼吸になってしまった

方が比較的多くいらっしゃります。

 

口呼吸が要因で考えられる様々な事

前歯のむし歯や着色

呼吸が口になってしまうと、常に口が開いた状態になります。

常に口が開いていると、どうしても口の中が乾燥してしまうので本来唾液が持っている自浄作用が働かなくなる事

で菌が繁殖しやすくなってしまい、むし歯の原因になってしまいます。

また、前歯の表面だけに着色がとても付きやすくなる事もあります。

 

 

口臭

口呼吸で、口の中が乾燥したり、唾液の量が減る事で、細菌の量が増加していきますので、口臭が強くなって

いってしまう原因にもなってしまいます。

風邪をひきやすくなる

本来、鼻のフィルターでろ過されるはずの空気中の細菌などをダイレクトに喉から体内に取り込んでしまいやすくなる

ので、感染症のリスクが高まります。

 

集中力がない・疲れやすい

口呼吸は鼻呼吸と比較すると取り込む酸素の量が多くなります。

酸素を多く体内に取り込んだ方が良いような気がしてしまいますが、実は・・・

酸素を取り込む量が多い事で、酸素と赤血球の結合が強くなりすぎてしまい、むしろ酸素が体内に行き渡りにくくなって

しまうようなんです。

その結果、集中力の低下や疲れやすさなどの不調の原因にもなる事があります。

 

子供たちに起こりうる影響

舌は本来、先端が上の前歯の裏に付く位置にいます。

口呼吸だと、舌の筋力も低下してしまうので、舌で前歯を押しながら食べ物を飲み込む癖がついてしまったり・・・

口呼吸で口が開いたままになっていると、上唇周辺の筋肉を使わないので、筋肉がたるんできてしまい、

その影響で上唇がめくれて口が開いてボーっとしているように見えてしまったり・・・

上唇の力が足りない、舌で前歯を押しながら食事をする、この2つが同時に起こってしまう事で、永久歯への

生え変わりの時期には悪い影響として、出っ歯になりやすくしてしまう場合もあります。

更には口呼吸は顎を突き出す姿勢になりやすくなるので、姿勢が悪く(猫背)なってしまうという事もあります。

 

これらの事から、「鼻」での呼吸が人間にはとても大切な基本動作になのですが、

近年は、様々なアレルギーや鼻炎などの影響で、鼻が詰まってしまっていて鼻での呼吸が難しい方も多いかも知れません。

鼻炎に関しては、耳鼻科を受診され、加療の必要もあるかと思います。

その上で、鼻での呼吸に切り替えが出来るのが望ましく、鼻での呼吸の訓練に吹き戻しがとても効果を発揮してくれます。

 

また、加齢変化により、誰にでも起こりうる、抗う事の出来ない筋力の低下に対してもとても有効です。

唇や頬の筋肉や舌の筋肉が鍛えられる事で、食べる力、飲み込む力が向上する事で誤嚥を防ぐことにつながります。

吹き戻しを吹く際に腹式呼吸になりますが、意識的に腹式呼吸を行う事で肺活量が増加され、呼吸が安定しやすくなり、

更には発音も向上されていく事が期待されます。

 

昔のオモチャと思えど、うまく活用できると、素敵な役割を果たしてくる可能性を秘めています。

ぜひ、1度試してみて下さい。