歯列接触癖(TCH)って聞いたことありますか?|KIKIデンタルクリニック|江戸川橋・神楽坂・飯田橋の歯医者

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歯列接触癖(TCH)って聞いたことありますか?|KIKIデンタルクリニック|江戸川橋・神楽坂・飯田橋の歯医者

歯列接触癖(TCH)って聞いたことありますか?

皆さまこんにちは😄

クリスマスも終わり今年も残りわずかとなりました⛄

 

今回は歯列接触癖(TCH)についてお話したいと思います。

・頬の粘膜に圧痕がある

・舌の側面に圧痕がある

・歯の噛む面がすり減っている

・歯のつけ根部分がすり減っている

・骨隆起といわれる骨の増殖がみられる

何か当てはまる特徴はありますでしょうか?

通常、日常生活の中で何もしていないときは唇を閉じていても上下の歯は接触していません。

上下の歯列間に1~3㎜の隙間があり、上下の歯が接触するのは物をかむ時と飲み込む時だけと言われています。

それ以外に上下の歯を接触させる癖を歯列接触癖(Tooth Contact Habit )といいます。

上下の歯が接触していると聞くと【歯ぎしり】や【食いしばり】を思い浮かべる方も多いと思います。歯ぎしりにはグライディング(上下の歯を左右に擦り合わせる)・タッピング(上下の歯をぶつけ合う、「カチカチと音がなる」)・クレンチング(上下の歯を強くかみしめる)・ナッシングタイプ(歯の特定部分を擦り合わせる「キリキリ」「キシキシ」音がする)の4種類があります。

上記のような強い力ではなく、弱い力でも上下の歯が接触している状態は歯列接触癖があると言えます。

 

歯列接触癖があるとどうなる?

弱い力でも接触時間が長時間になると筋肉は疲労して顎関節への負担が増えてしまいます。

顎関節症や歯周組織の病気(知覚過敏・歯の破折・修復物の破損など)の悪化につながる可能性があります。

また歯列接触癖がある人では咬筋・側頭筋・胸鎖乳突筋など咬む筋肉がわずかですが常に緊張した状態です。

この状態が長く続くと、これらの筋肉は血流障害を起こし疲労してしまうこともあります。

口腔周囲の筋肉の緊張が持続すると首や肩こり、頭痛の原因になることもあります。

歯列接触癖があるからといって必ず不快症状が出るわけではありませんが、加齢とともに自覚症状がでてくることがあるので、若いうちからTCHがあるか気づくことが重要です。

 

歯列接触癖はいつおこりやすい?

緊張や集中しているときにおきやすいと言われています。

・仕事中(商談や接客)

・家事を行っている時(料理、洗濯、掃除)

・運転中(車、バイク、自転車)

・勉強中

・パソコン・スマホの使用中

・ゲーム・読書をしている時

またストレスが原因とも言われています。

 

歯列接触癖を改善するポイント

まずはご自身で気づくことが重要です。

その上で解消するよう意識することが必要です。

日常生活で目に入りやすいテレビ画面やパソコン・トイレ・食卓などに【歯を離す】【リラックスする】など書いた付箋を貼ってみるなどして、意識しやすい環境を作りましょう。

そうすると付箋が目に入った時に歯が当たっていないかチェックすることが出来ます。

上下の歯列が接触していると感じたら、「歯を離す」「リラックスする」「力を抜く」ことを意識してみましょう。

また歯にヒビが入ったり摩耗したりすることから守るにはマウスピースの使用をおすすめします

型取りをさせていただいて、患者様に合った透明のマウスピースを作成いたします。

夜無意識の時に歯ぎしり・食いしばりをしている場合はマウスピースを使用することをオススメします。

もちろん昼間の仕事中や家事中などいつでも使用していただけます。

 

ご自身で歯列接触癖があるかもしれない…、歯ぎしり・くいしばりしているかも…など気になることがあれば気軽にお声がけ下さい。

 

開業して半年が経ちました。

多くの皆様に支えられ、無事年末を迎えることができました。

ありがとうございます🙇‍♀️

来年はもっともっと地域のみなさまに愛されるKIKIデンタルクリニックになるようしていきます。

よいお年をお迎えください🐰